便秘薬とサヨナラ 少しずつ量を減らして気長に

便秘に無縁の人には分からないでしょうが、便秘はとてもつらいものです。女性にとって肌の悩みは大きな問題。肌の荒れを便秘とともに訴える女性患者さんは多くみられます。

便秘になると自律神経の働きが低下し、新陳代謝(しんちんたいしゃ)が悪くなるため、血行が妨げられます。そのため肌のつやがなくなったり、吹き出物が出るなど肌のトラブルが現れてきます。もちろんこれらすべてが現れるわけではありませんが、女性としては避けたいものばかりです。そのため便秘になってしまうと「何とか早く便通を」焦ってしまい、便秘薬や浣腸(かんちょう)を使ってしまいがちです。

便秘薬を使うこと自体は悪いことではありませんが、便秘薬に頼ってしまってはちょっと問題があります。便秘薬を常用すると本来、大腸が持っている働きを弱めてしまい、やがて薬なしでは大腸が働かなくなってしまいます。「あなたは一生便秘薬を使い続けるつもりですか?」。皆さんの答えは「ノー」でしょう。では便秘薬とサヨナラする方法を教えましょう。

一度に便秘薬をやめることはできません。そこでまず現在飲んでいる薬の量を一割くらい減らしてください。そして様子を見ながらさらに一割という感じで徐々に薬の量を減らしていきます。強めの薬を飲んでいる人は穏やかな薬に変えていきましょう。長期間便秘薬を使っていた人は時間はかかりますが、気長に取り組んでください。

三度の食事と十分な睡眠といった規則正しい生活習慣が身につけば、あなたはきっと便秘薬とサヨナラできるはずです。

さて、「お通じは一曰一回なければ、便秘ではないか」と思いこんでいませんか。

便通は毎日あった方がよいのですが、人によって排便のリズムに個人差があります。これは便の硬さについても同じです。単純に「何曰に一回便通がなければ便秘」とか、「便が硬いから便秘、軟らかいから便秘ではない」とは決められません。

もし皆さんが「便秘では」と思ったときは、まず排便時の不快感と排便後の残便感に注意してください。規則的に気持ちよく排便できるのなら、あなたは便秘ではありません。あまり神経質に悩むと本当の便秘になってしまいますよ。


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