海外旅行に行くときに トイレ環境の違いにも注意 

近ごろは円安の影響でずいぶん減ったとはいえ、海外旅行に出かける人は後を絶ちません。特に女性はレジャーで海外旅行に出かける人が多いようです。

一昔前はハワイ、東南アジア、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアなどのパッケージツアーが人気でしたが、ここ数年は自分でスケジュールを組み、ツアーでは行きにくい 穴場を探して旅行する人が増えています。

さて、ツアー・個人旅行を問わず、海外旅行中便秘になった方は意外と多いのではないでしょうか。海外旅行中はふだん便秘には無縁な人でも便秘になりやすいものなのです。

海外旅行で便秘になる原因は、時差による体のリズムの乱れ、食事内容の違い、不慣れな海外での精神的なストレス、不規則な食事など案外はっきりしています。

また、旅行中に起きる便秘は一過性のものなので、帰国すればすぐに治ってしまいます。しかし、海外旅行中に便秘になり、帰国しても治らない方を見受けますし、せっかくの海外旅行中に便秘で悩んだのでは面白くありません。今回は便秘知らずの海外旅行のコツを少し書いてみます。

旅行中注意したいことは、まずよく眠ることです。睡眠は体のリズム調整とストレス解消にとても効果があります。次に、ホテルを出発する前に排便をすませるようにすること。海外ではトイレ環境が日本とは違い、なかなか外出先で用を足しにくいため、ついつい便意を我慢してしまいがちです。ホテルを出る前に用を足しておけば一日中思い切り楽しめます。

また、食事の内容にも注意した方がよいのですが、食べることも旅行の楽しみの一つです。長期間の旅行でなければあまり気にかけなくても大丈夫でしょう。後はふだんから便秘がちな人は医師に相談して便秘薬をあらかじめ処方してもらうとよいでしょう。

楽しい海外旅行。スカッとした気持ちでうんと楽しんできてください。ただし、あまり羽目を外すと後でしっぺ返しがきますのご用心。


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