「排便消臭フーズ」というのが流行っています。このフーズはもともと、老人病院や老健施設で介護する際、ウンチのにおいが気にならないように開発されたものです。しかし、買って行くのは何と10代~20代の若い女性は便のにおいが気になってオフィスや学校のトイレでは排便を我慢してしまう。消臭フーズをポイと口に入れれば、だれにはばかることなくトイレで排便できるというわけす。

現代人は、自然のリズムに反し、排便を我慢することが多く、これが便秘の大きな原因のひとつとなっています。消臭フーズでにおいを気にせず、オフィスで排便できるならば、排便リズムもスムーズになり、切れ痔にとって大敵の便秘にも効果があります。

しかし、こうした消臭フーズの流行する拝啓には現代人の、清潔さに対するこだわりが特に強くあるようです。これは他人に不快感を与えているのでは、という過度な不安感が根本にあるからです。また、世の中全体がにおいのない時代へ向かっているようです。

あらゆる生物は分泌し排せつするのですからにおいがあるのは当たり前です。しかし、それが許されないのか、あるいは許せないのか、消臭スプレー、口臭キャンディー、便のにおい消しまで、消臭グッズは売れに売れています。

こうした消臭グッズは生活環境から悪臭・異臭を少なくし、私たちのにおいに対する許容量を低下させます。今後、においや衛生度に対する感覚がエスカレートして、差別や排除につながらない注意も必要です。


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